NTTアクセスサ−ビスシステム研究所
ホーム  >  ANSL R&D Times  >  バックナンバー  >  第96号(2017_03)  >  1  >  2.無線リソース制御エンジン技術
ANSL R&D Times

2.無線リソース制御エンジン技術

 無線LANが利用する周波数は限りがあるため、無線LANアクセスポイント(AP)が稠密に設置される状況では、周辺の複数のAPが同一チャネルを共用するケースが増えます。また、無線LAN標準規格の進化に伴い、チャネル帯域や空間多重数,送信電力など、周波数・空間の両領域で無線リソースの制御パラメータが拡大、多様化しています。このような状況においては、各APが自律的に無線リソースを制御する方法ではAPの性能を十分に引き出すことが困難です。

 無線リソース制御エンジン技術は、ネットワーク側からのAPの集中制御により無線リソースの高効率利用を可能とする技術です。
各APが取得した無線環境情報を収集し、制御エンジンの独自アルゴリズム(RATOP(*2)アルゴリズム)により算出された無線パラメータを各APに対して設定することで、干渉によるスループットの低下を回避し、システムスループットの向上を実現します。

 

図3 無線リソース制御エンジンによる無線LAN稠密環境の制御

 

図3 無線リソース制御エンジンによる無線LAN稠密環境の制御

 

*2: RATOP: Resource Allocation based on area Throughput Optimization Policy

 

前
1.5Gモバイルと無線LAN
カテゴリートップ
TOP
次
3.モバイル連携制御技術