NTTアクセスサ−ビスシステム研究所
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ANSL R&D Times

3.モバイル連携制御技術

 5Gモバイルの一部としての無線LANの品質の向上のためには、スマートフォン等のモバイル回線と無線LANの両方を持つ端末を想定し、モバイル回線も含めた無線回線の利用方法を最適化することが重要です。モバイル連携制御技術では、端末の通信品質を高精度に推定し、ユーザにとって最適な無線アクセス回線をネットワーク側で選択します。

 具体例として、図4に周囲の無線LAN機器からさらされているため、無線LANでは通信品質が確保できない端末に対する制御を示します。無線LANのビーコン信号の送信遅延時間や受信成功率をユーザの端末(スマートフォン等)が収集し、モバイル回線を利用して無線リソース制御エンジンに集約します。無線リソース制御エンジンは収集した情報から、端末やAPのさらされ状況を独自アルゴリズムで推定します。推定結果に基づき、さらされ状況を改善し、システム容量が増加するように各端末が利用する無線アクセス回線をネットワーク側から指示します。

 

図4 モバイル連携制御技術:さらされ端末の制御例

 

図4 モバイル連携制御技術:さらされ端末の制御例

 

 

本(研究成果)報告には、総務省からの委託を受けて実施した「第5世代移動通信システム実現に向けた研究開発」の成果の一部が含まれています。

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2.無線リソース制御エンジン技術
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