NTTアクセスサ−ビスシステム研究所
ホーム  >  ANSL R&D Times  >  バックナンバー  >  第99号(2017_09)  >  2  >  2.技術のポイント(劣化部位を自動検知する画像処理システム)
ANSL R&D Times

2.技術のポイント(劣化部位を自動検知する画像処理システム)

上床版自動撮影装置が取得した撮影画像から上床版平面画像を生成し、劣化部位を自動で検知するための画像処理システムを構築しました。

 

上床版自動撮影装置が取得するのは、レンズ歪みを持った複数枚の画像であり、元画像のままではマンホール上床版の全景を把握することが困難です。また、画像を取得するだけでは上床版の劣化状況を把握するために作業者が劣化部位を画像目視で見つける必要があり、点検品質のばらつきや精度低下の要因となります。

AS研が構築した画像処理システムは図3に示す処理フローで動作し、上記の問題を解決します。

 

 図3 画像処理フロー

 

劣化部位として検知する対象は、補修対象である露筋および剥離です。

劣化部位検知にあたっては図4に示すように、正常コンクリート色と異なる異常色を見つける「色検知」と、鉄筋形状に沿ったオブジェクトを見つける「形状検知」を用いており、「色検知」と「形状検知」を併用することで、壁面模様や土汚れを劣化部位候補から除外し、精度の良い劣化部位検知を実現しました。

 

 図4 劣化部位検知のポイント

 

前
1.技術のポイント(上床版自動撮影装置)
カテゴリートップ
TOP
次
3.現場における未入孔点検の運用方法